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2008年8月27日 (水)

第六話『肝試し[山頂編]』(恐怖レベル2)

(mp3ファイル/4.5MB/5:00)
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第六話『肝試し[山頂編]』(恐怖レベル2)

これは、私と友人が実際に体験したお話です。

ある夏の夜、久々に集った友人4人と食事を楽しみました。
食事が終ってしばらくした頃、友人の一人が、「肝試し行かない?」と言いはじめました。
私は大反対しましたが、多数決で半ば無理矢理連れて行かれるハメになりました。

一台の車に4人が乗り合わせ、街灯も少ない山道を登りきると、広い敷地に出ました。
そこは地元でも有名な心霊スポットで、小高い山の上にあります。
何かの施設が、作りかけのまま放置されている廃墟でした。

車を止めようとしていると、30メートル程先にもヘッドライトが見えました。
「他にもひと来てるじゃん。」友人がそう言います。
「わりと有名な場所だからね。」と別の友人。

車で待ってるか?と訪ねられたのですが、それも怖いので、私も一緒に降りることにしました。

月の明るい夜だったので、比較的辺りは明るく、懐中電灯がなくても見回すことが出来ました。
敷地内をしばらく散策をしましたが、特に何事にも遭遇しません。
しかし・・・そろそろ帰ろうというコトになった時です。
不意になにかが、私の足を掴みました
ヒンヤリとした真綿で、足首を締められた様な、奇妙な感触でした。

ヒッ!と、息を飲んで固まってしまった私。
それに気がついた友人の一人が、振り返ります。
自分の足下に目をやれない私が、必死の思いで足を指差すと・・・友人の顔が引きつったのが分かりました
友人は、私の手を引き、車へと走りだします。他の友人も、一斉に走り出しました。

エンジンをかけ、ライトを付け、Uターン…そこで、ふと気がついた事がありました
目も慣れていたせいか、来た時より、ずっと辺りの様子が見て取れます。
駐車していた車の前方、10メートル程先は真っ黒で、何もないようです
おそらく斜面になっていて、地面もない。
では、来た時に見た車のヘッドライトは・・・どこから照らされていたのでしょうか?

Rouc01ani1s

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星野しずくの
現代版百物語『不思議の館』
http://fushiginoyakata.cocolog-nifty.com

ご投稿もお待ちしております。

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